【活動報告】横浜グランプリ ZEROでアンチ・ドーピング啓発!トップアスリートとドーピング妖怪ボッチャで交流

2026年10月31日(土)、神奈川県平塚市で開催された陸上競技大会「横浜グランプリ ZERO」にて、スポーツファーマシストとしてアンチ・ドーピング啓発ブースのお手伝いをさせていただきました。

今回のブースでは、「ドーピング妖怪ボッチャ」を中心に、トップアスリートをはじめ、大会出場選手や来場者の皆さんに向けたアンチ・ドーピング啓発と交流を行いました。

新たな陸上競技大会「横浜グランプリ ZERO」

横浜グランプリは、世界レベルの陸上競技大会を目指して立ち上げられた新しい大会で、今回はそのプレ大会として開催されました。

大会では、トップアスリートとのスポーツ体験や交流イベントに加え、袋に入ってジャンプしながらゴールを目指す「サックレース」も実施されました。子どもたちが競技を観戦するだけでなく、実際に身体を動かしてスポーツを楽しめる企画です。

私の子どもたちもスポーツ体験に参加し、トップアスリートから直接、身体の動かし方を教えていただきました。普段なかなかできない貴重な経験となりました。

また、当日は河野太郎衆議院議員も会場を視察されていました。

世界レベルの競技会を目指すだけでなく、子どもたちや地域の方々がトップアスリートと交流できることも、この大会の魅力だと感じました。

▶ 横浜グランプリ公式サイト

ドーピング妖怪ボッチャを通じたアンチ・ドーピング啓発

今回のブースで中心となったのが、「ドーピング妖怪ボッチャ」です。

基本ルールは、自分で選んだドーピング妖怪が、どのお薬に潜んでいるのかを探し出すというもの。ドーピング禁止物質を妖怪キャラクターに見立て、お薬を表した標的に向かってボールを投げて楽しみます。

このゲームの特徴は、プレイするために必要なルール説明の中に、アンチ・ドーピングの要素を組み込んでいることです。

一般的な研修のように、事前にまとまった講義を行うのではなく、ゲームの目的や妖怪の設定を説明する過程で、ドーピング禁止物質や医薬品に含まれる成分について自然に触れる構成になっています。

医薬品には身体にさまざまな作用をもたらす成分が含まれ、その中にはスポーツで禁止されている物質もあります。競技者にはドーピング違反のリスクを、一般の来場者には医薬品を適切に使用することの大切さを伝えることができます。

「アンチ・ドーピングを学ぶためにゲームをする」のではなく、「ゲームを楽しむための説明にアンチ・ドーピングを組み込む」。

この設計によって、競技者から子どもまで、幅広い方が参加しやすい啓発活動を目指しています。

トップアスリートもブースに参加!

今回のブースには、交流イベントにも参加されていた愛宕頼選手、デーデー・ブルーノ選手、佐藤拳太郎選手の3名にもお越しいただきました。

選手の皆さんには「ドーピング妖怪ボッチャ」を実際に体験していただくとともに、ブースを訪れた多くの来場者との交流にもご協力いただきました。

トップアスリートが一緒にゲームを楽しみながらアンチ・ドーピング啓発に関わってくださることで、来場者にとっても身近で親しみやすいブースになったと感じています。

競技者の健康を守り、公正なスポーツを支えるアンチ・ドーピングの取り組みを、こうした交流を通じて広げていくことにも大きな意義があると思います。

競技現場から広がる「スポーツ×薬学」

私たちはこれまで、競技者へのアンチ・ドーピング支援を基盤に、学校でのお薬教室や地域イベントなどへ「スポーツ×薬学」の活動を広げてきました。

今回のような陸上競技大会での活動は、スポーツファーマシストが競技者や関係者と直接交流し、専門性を生かしてアンチ・ドーピング啓発に取り組む機会でもあります。

アンチ・ドーピングは、禁止物質を知り、違反を防ぐことだけが目的ではありません。選手が必要な治療を適切に受け、健康を守りながら安心して競技に取り組める環境づくりも大切です。

また、競技者だけでなく、スポーツを楽しむ子どもたちや一般の来場者にもアンチ・ドーピングについて知ってもらうことは、公正なスポーツを支える文化を育むことにもつながります。

スポーツファーマシストが競技現場に出向き、選手や来場者と直接交流する。 こうした活動をこれからも大切にしていきたいと思います。

スポーツの価値を伝える機会に

今回の横浜グランプリ ZEROは、新たな陸上競技大会の可能性を感じるとともに、アンチ・ドーピング啓発のあり方についても改めて考える機会となりました。

トップアスリートが競技だけでなく、子どもたちへの指導や来場者との交流、アンチ・ドーピング啓発にも積極的に関わる姿は、とても印象的でした。

選手と直接交流できる場だからこそ伝えられること、ゲームを通じて気軽に話せることがあります。

今回お声がけいただいた関係者の皆さま、ブースに立ち寄ってくださった選手・来場者の皆さま、そしてご協力いただいたアスリートの皆さま、ありがとうございました!

これからもスポーツファーマシストとして、ドーピングガーディアンやドーピング妖怪を活用しながら、競技者の健康と公正なスポーツを支えるアンチ・ドーピング啓発活動を広げていきたいと思います。

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