2026年1月10日、
静岡県清水ナショナルトレーニングセンター J-STEP にて実施された
日本知的障がい者サッカー連盟 主催・女子ナショナルトレセンにおいて、
夜のプログラムとしてアンチドーピング研修を担当させていただきました。
本トレセンには、全国各地域から推薦された女子選手および女子委員会推薦選手、計25名が参加。
日中はオンザピッチでのトレーニングが行われ、その1日目の夜に、オフザピッチの学びとして本研修が実施されました。

研修開始時に感じた、正直な空気感
研修が始まった直後、選手たちの表情はどこか硬く、
「アンチドーピング」という言葉に対して、
難しそう、厳しそう、自分にはまだ関係が薄いかもしれない
そんな印象を持っている様子が伝わってきました。
アンチドーピングは競技において非常に重要なテーマである一方、
選手にとっては
「ルール」「禁止」「違反」といった
ネガティブなイメージが先行しやすい分野でもあります。
ドーピングガーディアンを用いた体験型アンチドーピング研修
研修では、カードゲーム型教材 「ドーピングガーディアン」 を使用しました。
ドーピングガーディアンは、競技会時や日常生活で起こりうる
「うっかりドーピング」の状況を疑似体験しながら、
判断や行動について考えることができるツールです。
ゲーム形式で進めることで、
・なぜ迷いが生じるのか
・どこで判断を誤りやすいのか
・困ったときに誰に相談すべきか
といったポイントが、自然と選手同士の会話の中に浮かび上がってきます。
単に知識を受け取るのではなく、
選手同士が言葉を交わし、考えを共有するプロセスそのものが、
アンチドーピングに対する理解を深める時間になっていたように感じました。

共通認識は、コミュニケーションから“醸成される”
アンチドーピングの共通認識は、
知識を配布して終わるものではありません。
スポーツファーマシストと選手、
サポートスタッフと選手、
そして選手同士のあいだに対話が生まれ、
迷ったときに「相談できる」「確認できる」関係性があってこそ、
はじめて現場で機能します。
今回の研修は、
そうしたコミュニケーションのきっかけをつくることを目的としたものでした。
同じ前提で競技に向き合うための土台づくりに、
少しでもつながっていれば嬉しく思います。
最後に
このような貴重な機会をいただいた
日本知的障がい者サッカー連盟(JFFID)女子委員会の皆さま、
そして真剣に、前向きに研修に向き合ってくれた選手の皆さんに、心より感謝いたします。
アンチドーピングは、
選手を縛るためのものではなく、
選手自身を守り、スポーツを楽しみ続けるための力です。
今後も現場に寄り添いながら、
アンチドーピングを「伝える」のではなく
「一緒に考え、育てていく」取り組みを続けていきたいと思います。
アスリート向けアンチドーピング研修 実施依頼 受付中
みどりや薬局では、アスリート・スポーツチーム向けのアンチドーピング研修も実施しています。
学校・PTA・学童保育・地域イベントといった子ども向けの場から、
部活動、スポーツクラブ、競技団体、プロ・アマチュアチーム、自治体・企業研修まで、
対象や目的に応じて内容を調整し、
一方的に教えるのではなく、対話や体験を通じて
「考え、共有し、身につける」学びの場を提供しています。
主なプログラム例
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ドーピング妖怪を用いた体験型お薬教室(小学生〜高校生)
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カードゲーム「ドーピングガーディアン」を活用したアンチドーピング研修
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アスリート・指導者・サポートスタッフ向けアンチドーピング講習
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チームビルディングや共通認識づくりを意識した研修プログラム
対象
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小学生〜高校生
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保護者・指導者
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アスリート(ジュニア〜トップレベル)
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スポーツチーム・競技団体・関係スタッフ
形式
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45〜90分
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対面/オンライン対応可
費用
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規模・内容に応じてお見積りいたします
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