【活動報告】「Enjoy clean sport」——至学館大学レスリング部 国際交流プログラムでドーピングガーディアン体験を実施!

このたび、至学館大学様よりお声掛けをいただき
レスリング部の国際交流プログラムの一環として開催されたイベントにて、
カードゲーム「ドーピングガーディアン」体験会のサポートをさせていただきました。

今回のイベントのテーマは、
「Enjoy clean sport」
——クリーンなスポーツを、学びながら“楽しむ”というメッセージが込められています。

■ アンチドーピングを「体験」で伝える

ドーピングガーディアンは、ルールを守ることの大切さを教えるだけでなく、“迷う”“話す”“相談する”というプロセスを通じて、選手自身が考える力を育てる体験型教材です。

今回はレクリエーション形式でゲームを実施したことで、選手同士、指導者、学生たちの間で自然に対話が生まれ、場が和やかに、かつ真剣に盛り上がる時間となりました。

■ 世界5か国の選手とつながる時間に

この体験会には、ウクライナの選手をはじめとする世界5か国のレスリング選手とその指導者、そしてゲーム指導役として至学館大学の学生の皆さんが参加しました。

言葉や文化の違いを超えて、「自分が摂取するものに気を配る」「自分の行動に責任を持つ」といった基本的で大切な姿勢、そして「正しく戦う」というスポーツの価値を、カードを通じて自然に分かち合う時間となりました。

また、迷ったときには専門家や仲間と相談することの大切さについても、体験を通じて実感できる場になったと感じています。

■ アンチドーピングをきっかけに「交流」が生まれる

今回はいわゆる“アンチドーピング教育の講義”ではなく、楽しみながら自然に意識が高まるレクリエーションの場としてドーピングガーディアンを活用しました。

その結果、
「もっと知りたい」「次はルールの背景も深く知りたい」といった声も聞かれ、ゲームを入口にして、より深いアンチドーピング学習へとつながる流れが生まれたことは、私たちにとっても大きな手応えでした。

■ スポーツファーマシストの立場から

薬剤師として、そしてスポーツファーマシストとして、
こうした国際的な交流や学びの場に関わらせていただけたことはとても光栄です。

薬の知識を伝えるだけでなく、スポーツの価値を守る一員として関わる。
そのような視点を持つ専門職が、もっと競技の周囲に増えていくことを願っています。

至学館大学の皆さま、参加してくださった各国の選手・指導者の皆さま、
そしてゲーム進行を支えてくださった学生の皆さま、
貴重な機会をありがとうございました。

「Enjoy clean sport」——楽しむことから生まれるクリーンスポーツの輪。
ドーピングガーディアンは、これからも“つながる”アンチドーピングを支えていきます!

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