【講演報告】愛知県薬剤師会館・四区合同研修会 「薬剤師の地域活動」とスポーツファーマシストの可能性

2026年5月23日、愛知県薬剤師会館にて開催された「四区合同研修会」にて、講演の機会をいただきました。

今回の演題は、

「地域で薬剤師の職能を活かす実践
~ 健康サポート薬局とスポーツファーマシストの視点から考える地域貢献 ~」

です。

スポーツファーマシストとしてのアンチドーピング活動だけではなく、
「自分の得意を薬学とどう掛け合わせるか」という視点を中心に、地域での活動事例や実践についてお話しさせていただきました。

講演では、

  • スポーツを入口にした薬学教育
  • ドーピングガーディアン
  • ドーピング妖怪
  • 学校でのお薬教室
  • 地域連携や薬局間連携
  • エンターテインメント性を活かした啓発

など、みどりや薬局として取り組んできた活動についても紹介しました。

特に今回は、
「スポーツの価値を薬学と掛け合わせ、それをエンターテインメントとして地域にアウトプットする」
という視点について、実例を交えながらお話ししました。

例えば、うっかりドーピングを体験するカードゲーム「ドーピングガーディアン」では、単に禁止物質を覚えるのではなく、

  • フェアプレー
  • 自己管理
  • 相談する力
  • 相手を尊重すること

といった、スポーツの価値を体験の中で学べるよう設計しています。

また、「ドーピング妖怪」では、薬やサプリメントに潜むリスクをキャラクター化することで、子どもたちが“怖い話”としてではなく、自分ごととして興味を持てるよう工夫しています。

さらに、学校で実施しているお薬教室では、スポーツやゲーム、実験を組み合わせながら、薬学的な内容を「楽しく学べる体験」として届けています。

今回は講演だけでなく、実際に会場前方へボッチャを設置し、参加者の先生方にもプレイを体験していただきました。
スポーツを「見る」だけではなく、自分で体験することで、自然とコミュニケーションやルール理解が生まれます。
こうした“体験の入口”をつくることも、地域で薬学や健康を伝える上で重要な要素だと感じています。

薬学の知識は重要です。
ただ、その知識を“そのまま”伝えるだけでは、なかなか地域には届きません。

だからこそ私は、
自分の持つ「得意」と「薬学」を、自分なりに加工することが大事だと思っています。

薬剤師全員が同じ活動をする必要はありません。
スポーツ、教育、ゲーム、地域活動、エンタメなど、それぞれの得意を活かしながら薬学を地域に届けることで、新しい価値が生まれていくのだと思います。

講演後には多くの先生方と意見交換もさせていただき、愛知県内でもスポーツや地域活動を通じた新しい薬剤師の可能性を感じる時間になりました。

このような機会をいただいた四区薬剤師会の皆さま、運営に関わってくださった皆さまに心より感謝申し上げます。

これからも、スポーツ・教育・地域活動など、さまざまな分野と薬学を掛け合わせながら、地域に根ざした活動を続けていきます。

講演・研修・体験会のご依頼について

みどりや薬局では、薬剤師会、スポーツ団体、教育機関、行政機関、企業研修などを対象に、講演・研修・体験型イベントのご依頼を随時受け付けています。

アンチ・ドーピング講座、スポーツファーマシスト活動に関する講演、ドーピングガーディアン体験会、子ども向けのお薬教室、スポーツの価値を活かした医薬品適正使用教育など、目的や対象に合わせて内容を調整いたします。

「地域で薬剤師の職能を活かしたい」
「スポーツチーム向けにアンチ・ドーピング研修を実施したい」
「子どもたちに薬の正しい使い方を楽しく伝えたい」
「ドーピングガーディアンを体験してみたい」

といったご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

講演、執筆、研修、イベント企画など、内容に応じて対応いたします。

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